5月のワインセミナーを振り返り

今月は、イタリア地場品種中部編でした。
1杯目はトスカーナ州の「ヴェルナッチャ」。
赤がメインの州ですが、ヴェルナッチャは紅一点と言わんばかりに良い白なんですよね。素朴さと気品が融合している印象。世界遺産の街サンジミニャーノの写真も見ていただいて、メディチ家の話もして、気分的にもトリップできたのではないでしょうか。皆様の反応も良かった。

2杯目はマルケ州の「ヴェルディッキオ」。
味は申し分ないのですが、こういう品種と州の組み合わせは司会者泣かせですね。話題をどっから引っ張ってくるか・・。まぁ相性良い料理も含めてきちんとしたボリュームでやりました。白の好みはちょうど半々で分かれましたね。

3杯目はアブルッツォ州の「モンテプルチアーノ」。
ウケる味わいの生産者のをチョイス。イタリアワインの近況や日本のイタリアワイン事情なども解説したので為になったのではないでしょうか。

4杯目はウンブリア州の「サグランティーノ」。
はいタンニンモンスター。イタリア屈指の渋味を持つ赤なので、久しぶりにパンチ力あるワインで皆さん飲みごたえ十分だったのではないでしょうか。香りも良く、濃いのに口当たりはスルり!こら~ズルいですなぁ。さすがに今回こちらがダントツ一番人気でした。

イタリア南部編は10月に開催予定です。