店側の本音

この田崎さんの本の中で共感できる部分を抜粋。「よく、うちの店はお客様を平等に扱っています。という発言があります。しかし、僕は平等な接客はあり得ないと考えています。なぜなら、それぞれのお客様に合わせて行うのが、サービスだからです。好み、予算の違う人に同じものを提供するのは、平等ではありません。常連さんと、初めてのお客様を平等に扱うことは、常連さんにとっては不満に繋がります。」

まさしくその通りですね。週2回来店して4-5杯飲んで下さる方と、年に1回くらい来て1杯で3-4時間滞在し、飲み終わっているのに水のみで永遠自分の話しだけされる方とが同じサービスを受けれるわけがないのです。そういった人に限って「この前行ったあそこの店、サービスが悪いのよ」とか言ってきますが、はっきり言って、良いサービスを受けれないのは、あなたに問題があるのですよと言ってあげたくなります。

現実、良いお客様には良いサービスが施されるものです。なぜなら、店側も人間です、選ぶのです、判断するのです。良いお客様にこそ、より心地良くあってもらいたいので、良いアイデアや気遣いが自然と浮かぶのです。良いお客様には自然とサービスの質を高めてもらえるのです。