スロヴェニア ワインセミナー

本日「ホテルカンラ京都」であった、スロヴェニアワインのセミナーに参加してきました。

ワイン3種類にカンラの「鉄板料理 花六」によるオードブルも味わえました。講師はスロヴェニアワイン専門のインポーター「365 wine」の代表である大野さん。私自身も店でスロヴェニアワインのセミナーもしたことはあるが、やはり現地も知り尽くしている専門家の話しが近くで聞けるとあらば行くでしょ~そら。セミナーに参加して思ったのは、いかに自分が“にわか”であるかですね。なんぼ本で勉強しても所詮そこまでの話しで、生の生産者の声や製造について、ワイン事情や国のことなど、実際に訪ねているからこそ伝わるリアルな情報が満載で楽しめました。料理も色んな素材が用意されていたので、贅沢でした。

ワインは白とオレンジワイン2種の3杯で、ラストに特別な赤ワインも提供していただけました!
1杯目はピノグリ。ピリッとフレッシュな酸があり、アルザスのピノグリというよりイタリアのピノグリージョの印象ですね。クリアなピノグリも良いですねぇ。
2杯目もピノグリですが、醸しが入り樽熟1年のものなので色も味もだいぶ違いますね。料理との相性はこのくらいの方が広く合わせれます。
3杯目がマルヴァジア。アンフォラで醸して樽で3年熟成しノンフィルター、無清澄なのでオレンジワインの本領発揮といった感じ。味わいは赤に近づいてきており、個性もがっつり。
ラストは特別ワインの赤でレフォスコという品種。陰干しブドウのような凝縮感と甘味があり、滑らかなフルボディ。余韻も長く複雑味もあり、生産者の心意気が感じられる1本でした。

飲む機会が少ない国だからこそ知る必要があり、とても有意義な時間でした。