ソムリエ通信バックナンバー

今月のワインセミナーに向けて日本のワイナリーの情報などを引っ張り出している時に目に留まった文があった。2007年世界最優秀ソムリエのアンドレアス・ラーソン氏へのインタビュー記事です。※ソムリエ通信 2015′ 1月刊

「多くの人は知識を重要視しますが、それを伝える能力がなければ役に立ちません。ソムリエとしての究極の技量はコミュニケーションなのです。人々に話しかけ、耳を傾けてもらい、なるほどと思ってもらうことこそ、ソムリエの醍醐味です」。「最終的にはレストランは舞台であり、ソムリエは俳優だと言っても過言ではない。現代のガストロノミーはもはや美味しい食事を提供するだけのレベルではなくなっているのです」。

ふむふむ、やはりそうですよねぇ。またコミュニケーションは相手あってのものなので、相手により、接客スタイル・言葉遣い・話し方など瞬時に変えれる者でないといけないですね。それこそ役者のようでないとと思います。私も声色や話すスピード、提案の仕方などサービススタイルをお客様によりコロコロ変えています。めちゃ丁寧にまじめにする時もあれば、何も言わず勝手にワイン出したりとかボケをまじえて接客したりもします。常にこうだろうなと予想されていることを超えていきたい衝動に駆られているからでしょうね。