7月のワインセミナーを終えて

2年くらいかけて開催していた品種別のワインセミナーも先月で終幕したので、ここからはまたテーマを変えてセミナーを行おうと思います。とりあえずは暑い時期なので今月と来月はスパークリングワインとロゼワインのセミナーにしました。その第1弾が終了。

1杯目は「イギリスのスパークリング」。
今や世界各国でスパークリングは造られているので、迷いながらも、これから“くる”産地のイギリスにしました。品種もシャンパーニュと同じ3品種を使ったオーソドックスなスタイル。さすがこらからスパークリングワインの聖地ともなる産地らしいクオリティーの高い泡でした。イギリスのスパークリング自体飲むの初めての方もおられ、へぇ~と品質の高さに驚かれていてかなり好評でした。

2杯目は「フランチャコルタ」。
来月にシャンパーニュを提供するので、比較も兼ねてここではイタリアのトップクラスの泡のフランチャコルタにしました。生産者による造りの個性もあるのですが、大手の“カ・デル・ボスコ”さんを選択。やはりフランチャコルタの指標ともなる生産者なので学ぶにも最適ですね。ふくよかでリッチな泡が心地良く、イギリスとはまた違う個性があり、みなさん良い反応してはりました。

3杯目はロゼで「タヴェル・ロゼ」。
やはりロゼに特化した産地のものをチョイス。生産者はシャプティエ。グルナッシュによるセニエ法で造られた本格派。セミナーに参加していただいている方は、それなりにロゼを飲んでおられるようですが、それでも飲む機会は少ないようなので、ロゼの良さを伝えれたらとメジャー産地、メジャー生産者のにしました。ガツンと骨太なロゼに皆さま良い驚き具合で、良いのをチョイスしたかなと。

ちなみに、今回ワインに合わせたのが国産のセミハードチーズとウォッシュチーズ。ロゼの際には、フランクフルトを追加しました。
来月の第2弾は、南アフリカのスパークリングとシャンパーニュ。そしてロゼは意外な産地ので考えています。楽しみですねぇ。