遅刻の裏技

周りにいつも遅刻してくる人いませんか?毎回10分くらい遅れてくる人いますよねぇ。こうした遅刻の常習犯を時間通りに来させるテクニックがあるんです。

これには「時間の端数効果」という技を使います。午後6時に待ち合わせをしたいのであれば、わざと「5時58分」などと微妙な時間を相手に伝えるのです。このたった2分の違いですが、人はよくわからない端数に関心を持ちます。6時ジャストというキリの良い時間だと、多少遅れてもいいかと、いつもの感じに思われますが、58分という数字は頭に残って、いつもは10分遅れる人でも自然と58分を目指して行動してしまうのです。ぜひお試しを。

また、自分が遅刻した時に、怒られない裏技もお伝えしましょうか。たとえば、待ち合わせに10分遅れそうなら、相手にこうハッキリと言っていいです。「20分遅れそう」と。こう伝えることで、10分遅れで到着すれば、「意外と早かったね」と逆に褒められるくらいです。
なぜ、こうなるかというと、ここには「アンカリング効果」が働くからです。これは、特定の情報が強く印象に残ってそれが基準となり、判断に影響を与えてしまうことをいう。
先ほどの例でいうと「20分」が強く印象に残り、10分早く来てくれたと思われるのです。これもぜひお試しを。