コート ドール 斉須政雄

いつか行きたい東京のフレンチレストラン“コート・ドール”。昔この斉須シェフの著書を読んでとても感銘を受けたんですよね。フランスの修行時代の話しやフランス料理について、そして自分の店“コート・ドール“やレシピ、仕事への哲学が凄い心に響いたなぁ。今日たまたまコート・ドールの記事を目にして、書きたくなったので書いてしまっている。

こんなスゴイ方やのに「明日うまくいく保証はない、飽きるという余裕はないんです。」、「ひとつひとつに愛着があるからこそ、繰り返すことが大切。」と言えるというのがスゴイ!自分を「とても臆病で不器用な人間。」と言うところも凄い!

実はできる人ほどネガティブなんです。心理学用語で「ダニング=クルーガー効果」というものがある。コーネル大学のデビッド・ダニングとジャスティン・クルーガーという2人の心理学者は、能力の高い人ほど自分の能力を過少評価する傾向があり、逆に能力の低い人ほど自分の能力を著しく過大評価することを実験で証明した。できない人の方が楽観的で、自分の能力を特に根拠もなく実際以上に見積もり、逆にできる人ほど不安が強く、自分の能力を実際以上に低く見積もるという結果になった。この心理傾向を“ダニング=クルーガー効果”と呼ぶ。この実験から、できる人の方が現実の自分自身の状況を厳しい目で見ているため、自分を過信せず、まだまだ力不足だと考えると結論づけた。それが、さらなる成長への原動力を生む好循環に繋がり、よりできる人にしていくのだろうと言っている。

まさにこれですね!偉大な人ほど自己顕示欲が少ないんですよね。偉そうにしている人に超一流はいない。