昨日やっとワインセミナーを開催できました。12月以来だったので改めてセミナーできる喜びに浸りながらさせていただきました。
今回のテーマは「マルサンヌ&ルーサンヌ、トロンテス、プリミティーボ、ジンファンデル」。個性的な品種もあり、参加していただけた方は、新たな発見があったのではないでしょうか。
1杯目は「マルサンヌ&ルーサンヌ」。この兄弟品種ともいえる2種類のブレンドの白。産地はこの品種を代表する産地、フランス・コートデュローヌ地方の“クローズ・エルミタージュ”。生産者は北ローヌを代表する生産者の一人“ポール・シャブレ”。派手さはないが、腰の据わった良い造りです。余韻に強めの白コショウ感あるスパイシーさが印象的でした。
2杯目は「トロンテス」。アルゼンチンを代表する白ブドウです。まず華やかな芳香に皆さん驚かれていましたね!ボディや風格だけで考えると、こっちの方が1杯目なんですが、前日&当日試飲した結果、トロンテスの香りにかなりつられそうだと判断し、入れ替えました。
3杯目は「プリミティーボ」。南イタリアのプーリア州を代表する黒ブドウ。ヴィンテージ2012年の良いクラスのものをチョイスしたので、なかなか凄かったですねぇ!アルコールも15度!低価格帯でもキャラの安定しているプリミティーボですが、風味がよりグレードアップされ完成度がぐっと増した感じでした。
4杯目は「ジンファンデル」。カリフォルニアのジンファンデルの聖地ローダイ産を用意。樹齢80~120年のブドウは凝縮感だけでなく複雑味やワイルドさも増し増しで存在感抜群でした。
今回は皆様の一押しワインも偏らず各ワインに票が入っていました。やはり好みのワインも人それぞれですね。トピックスとして大麻ワインやマリファナワインについても語りました。こういった情報はワインセミナーでしか発信しないので参加される方はとてもラッキーだと毎回思います。