ワインのダイヤモンド

久しぶりに出たので、解説。
このコルクに付着しているキラキラの結晶は、ワインの中に多く含まれている酒石酸とカリウムなどが結合してできたものです。
これを「ワインのダイヤモンド」や「ワインの宝石」といいます。

ブドウ由来の酒石酸なので人体に悪影響はありません。まっザラザラしており美味しいものではないので、あえて飲む必要はないでしょう。
この結晶が現れるのは、低温で横向けに寝かして長期保存されていたワインや、北の産地のワインに多い傾向があります。

今回出たのはフランスはアルザス地方の「トリンバック ピノグリ・レゼルヴ 2015’」なので、ヴィンテージ的には出る確率は珍しいかもしれないですね。