ナポレオンも好んだブルゴーニュ地方のウォッシュタイプ。名前の由来はその名の通りエポワス村からきており、歴史も古く16世紀の初めに、シトー派の修道院で造り出された。19世紀には美食家のブリアサヴァランにチーズの王と称えらさらに人気を博すこととなる。
マールで洗いながら仕上げるのが特徴なので、香りは強烈だが、中身は塩気が効いており、牛乳の柔らかな甘みと濃厚なうまみが味わえる。熟成によりねっとりとろとろになっていく。常温で15分くらい置いてから食すとより美味しい。ワインはブルゴーニュの力強い村の赤、もしくはコクのある赤と合わせたい。