ロックフォール

フランス・ピレネー地方の青カビタイプ。三大ブルーチーズのひとつで、2000年もの歴史があるチーズ。
羊乳による気高い香り。塩気は強めで、青カビにより脂肪分が分解されて生じた、脂肪酸の鋭い風味がある。羊特有のコクと甘みが塩味とマッチし絶妙な風味となる。貴腐ワインやフルボディ系の赤と合わせたい。

生産地はパリから南へ630キロ南にある人口わずか700人の“ロックフォール・シュール・スールゾン村”。1411年に国王シャルル6世がこの地で造らせる特許状を出した特別なチーズであり、この土地の定められた洞窟でしか製造していない希少なチーズ。