6月のワインセミナーを終えて

いや~濃かった!渾身のエピソードも炸裂させれたし悔いなし。

1杯目は「セミヨン」。
セミヨン最高峰の産地オーストラリアのハンターヴァレーのをチョイス。オーストラリアでセミヨンでこのフレッシュさと深み!という予想の上をいく白ワイン。

2杯目は「マルヴァジア」。
写真を見たらわかるように、なんじゃこのワイン畑という、月や別の惑星のような不思議な土地。このワイン産地はスペイン本土から1000キロ離れたカナリア諸島のランサローテ島。樹齢200年のブドウから造られる白ワインの味わいにみなさま驚かれていましたねぇ。香りがめちゃくちゃ良くて、とにかく皆さんの反応が良った♪

この白2種に合わせたチーズは、とにかく今レクールで一番評判のいい白カビ「デリス・ド・ブルゴーニュ」。

3杯目は、「カベルネフラン」。
王道の産地フランスのロワール地方ソーミュール・シャンピニィ地区のもの。このワインにまつわるエピソードが面白かったんじゃないですかね~今回。まさか世界遺産のロワール川→古城→カトリーヌドメディチ→ノストラダムス→古城→ダヴィンチ、という流れるようなハイパーコンボが炸裂するとは思ってもいなかったでしょう。皆さんノストラダムスの大オチに驚愕されていました!セミナーでロワールのカベルネフランを出す際には話そうと思って温めていたエピソードをやっとお披露目できました。

この赤ワインに合わせたチーズが、「サントモール・ド・トゥーレーヌ」。シェーヴルタイプは好き嫌いが結構出るのであまり出さないようにしていましたが、このカベルネフランを逃すと他で使いにくくなので、ここぞとばかりに登場させました。山羊のミルクでもワインとの相性により、無理って方もおらず、気に入っていただけました。

4杯目は「ピノタージュ」。
南アフリカの固有品種。深みある味わいのこれぞというものをチョイスし、良い流れで終われました。