カマンベール ド ノルマンディー

フランス北西部ノルマンディー地方、カマンベール村原産の白カビチーズ。ナポレオンに献上したところ、とても気に入りカマンベールチーズという名前はナポレオンが命名したといわれている。
このカマンベールは、一般的なカマンベールに比べて個性があり、コクや塩味、風味が強い。外皮も白よりクリーム色に近く、無殺菌乳製ならではの発酵臭も少しある。熟成が進むとさらに強い香りをまとう。
このノルマンディー地方は雨が多く、潮風も吹き温暖多湿のため、草の育ちがよく、良質のミネラル豊富な草を食べた牛のミルクを原料としているので、カマンベール独特の風味はここからきている。