最近ワインにハマりだしたお客様から美味しいピノ飲んでみたいとリクエストを受けて昨日用意したのがこちら。
カリフォルニア州サンタバーバラで造るオーボンクリマのピノノワール。2014年ヴィンテージで13.5%とアメリカにしては高すぎないアルコール。
淡い赤紫色を帯びたルビー色のコア。摘み立てのチェリー、ストロベリーなど赤い果実にかすかなミントと土っぽさ。整った酸と軽やかで柔らかいテクスチャーの渋みが口中を包む。香りも味わいもキツイ主張はなく、いっぱいの赤いフルーツが甘やかに感じられ、ボリュームも充分にあり、ふっくら系。誰にでも受け入れられるフレンドリーさが魅力。
もちろん、飲まれたお客様は大絶賛!大満足で感動されていました。
「こういうワインを探していたんですが、自分ではどれ選んだらいいかわからなかったんです」と。
そこなんですよねワイン選びの難しさって。お客様が求めるワインをお伝えするのがソムリエであり、そのために存在しているといってもいいのではないでしょうか。自分の好きなワインをゴリ推ししてくるソムリエは・・知らん。