これまたかっこいいネーミングのチーズ!スイス北東部アッペンツェル地方だからこの名。しかも普通のではなくエクストラ!歴史も古く700年から製造されているとか。
ハーブやスパイス、シードルを入れた地元秘伝の白ワインが含まれている塩水で拭かれながら熟成するハード。おかげで外皮は独特の香り。香りは秘伝の液体で磨かれていることもあり、ウォッシュに似た強めの香り。味はナッティな苦みとスパイシーな風味にうまみが融合した味わい。同じスイスのグリュイエールにも似た独特のうまみが現れるが、他のハードとはひと味違った、スパイシーさが魅力。
この地方は、アルプシュタイン山脈の麓にあり、緑の丘に農家が点在する風景が今も健在で、「アルプスの少女ハイジ」の故郷にも近いといわれている。
白ワイン以外にも、日本酒や焼酎もおすすめ。パンにのせてトーストしても、溶かしてフォンデュにしても良い。AD800年頃、食卓にこのチーズを欠かさなかったといわれているのがかのシャルルマーニュ大帝。
700年来の極秘レシピのチーズはいかがでしょう?