ドラル ウヴァヴァン

スイスのドラル(シャスラとシャルドネの交配種)による白。
アプリコット、桃、洋梨、ナツメグのようなスパイス香。清々しくフルーティーで甘美な味わいと酸味をもつ。ミディアムドライ(やや辛口)なので尖った印象はなく美味。

産地はレマン湖畔のヴォー州。ドラルという品種自体珍しく、このヴォー州ラ・コート地区で厳選されて造られている程度。スイスは国土の70%を占める山岳地帯に豊かな牧草地が広がる。赤と白の生産比率は50%。スイスの白ワインではシャスラが有名で、世界の80%がスイスで栽培されており、スイス国内の生産量の70%を占める。

ちなみに東部ドイツ語圏と南部イタリア語圏では赤ワインの生産が多く、フランス語圏では白の生産量が多い。そして自国ワイン生産量の2倍のワインが輸入されており、輸出量は生産量のたったの1.5%!
そらあまり見かけんわけやと!それにしても飲みすぎやろスイス人!