レア中のレア

昨日はこんな赤ワインもボトルで。一見普通のブルゴーニュのピノノワール。ニュイサンジョルジュ村の2004’のピノノワール。生産者はエマニエル・ルジェ・・と言いたいところですが。

なんとこの年体調を崩しており、実際に造ったのは、ブルゴーニュの神“アンリ・ジャイエ”といわれている幻のワイン。
開けたては、哲学的で実体をわからせないような難解な挑戦をしかけてきている様子。デカンタージュして時間と共に少しずつヒントをくれて導かれているような感覚。そして2時間ほどしてアンリ・ジャイエからやっと認められたような完成形を見せられた印象。

その完成形たるや筆舌にしがたい涅槃の領域。開けたてから完成までの姿はまるで天地創造。最後はエデンの園に辿り着いたとさ。
ははぁ~恐れ入りました。