ひらかたパークで開催している「大ベルセルク展」に行ってきました。
やはりこれは行かないわけにはいきません。20数年前にベルセルクに出会ってからずっと読んできた漫画ですが、三浦先生がお亡くなりになられて未完のまま終わることになったわけで。三浦先生の画業の集大成となるこのイベントは嬉しいような悲しさが勝るような思いで向かいました。
原画は圧巻ですね！画力が凄まじい漫画家の筆頭の方ですが、改めて大きいサイズの原画で見ると迫力も臨場感もケタ違いです。もはや漫画の域を超越しており、絵画です。伝家の宝刀“描き込み”の超絶技巧も生々しくわかり感動でした。緻密という言葉では片付けることができない精密な匠の業に感服しました。
後半には、鷹の団の仲間たちの原画が次々登場し・・なんか泣きそうになりました。そして、多くの漫画家から三浦先生へ宛てた色紙が、これまた今になってうるっとくるわけで・・。
展示内には、「蝕」の世界が体感できるコーナーや、実物大のゾットなどもあり、最後には三浦先生の仕事場のセットや、インタビューが流れており制作の裏側なども聞けます。