マンステール

くっさ~!さすがウォッシュタイプ。
フランスはアルザス地方の代表的なチーズ。牛乳製。

歴史も古く7世紀にアイルランドからきた修道士によって作り始められた。香りは強く個性的だが、味は香りに反してクセは少なめで、ミルクの凝縮したコクと甘みが広がる。ねっとりとした食感とコクがあり、干し草の香りが特徴。
またこちらは、工場製ではなくフェルミエ(農家製)のものなので、個性もきちんとある。

しかしクッサ~!ウォッシュタイプは、その名の通りチーズを塩水や地酒でウォッシュしていき熟成させるチーズのタイプ。よって外皮の香りがなかなか強烈になる。リネンス菌、姑息菌(納豆菌)の影響により外皮が茶色がかったオレンジやピンク色になるのが特徴。

このマンステールは、本場アルザスではゲヴェルツトラミネールというアロマティックな香りとスパイシーな後味が共存する白ワインと合わせるのが定番。