高価なワイン飲んだことを自慢する人

いますねぇ。この前こんな高いワイン飲んだって自慢する人。他にも、有名人の知り合いがいるとか、自分の周りの人の自慢をする人。ブランド物を揃えている自慢など。こういった、高い評価を得ている人やものと自分を関連づけて、自分の評価を高めようとする傾向がある人は多いですねぇ。

このことを心理学では「栄光浴」といいます。凄い人と関係がある自分は凄い、凄いワインを飲んだ自分は凄い、と間接的にアピールしているわけです。こういった人は、「この人、自分には自慢するところがないのかな」と周囲をしらけさせてしまっていることに気づいていない人なのです。

ワインバーでも、あれ飲んだこれ飲んだと高級ワイン自慢する人がはびこっていますが、だからなんなんでしょう。それを周りに言ってどうなるのでしょう。飲ませるわけでもないのに言う謎。ワイン自慢がしたいのでしょうか、詳しいと思っているのでしょうか、勘違いなんですけどねぇ。
経験上、ワイン自慢する人に正しい知識が備わっていた人はいません。ワインも自分の好みの有名ワインを一部飲んでいる、ただそれだけの方です。こういった人がワインの世界を狭くしているのでしょう。ワイン人口を減らす活動はしないでいただきたいものです。ちなみに、うちの店にはこのようなお客様はいないです。