ベルセルク 最終巻

ついに未完の遺作となる最終巻の「41巻」が3年3カ月振りに発売されました。
佳作として有名なので3-4年にやっと1巻進むというのも当たり前の作者ですが、どんだけでも待っていられる特別な漫画でした。
でも作者が亡くなった今、たとえ五年に一巻でも進んでくれるのと、物語が途中で終わるのでは全く違うんだなと感傷的になってしまいますね。もう待つこともできないってのは寂しいものです。

大ベルセルク展で流れていたインタビューでも、「物語は5分の3から4まで来ており、ここからエンディングに向けて進みます」と言っておられたので、この先が見れない悲しみたるや・・。そして三浦先生は、今の仲間との物語から、髑髏の騎士の話や、ガッツとグリフィスが対面する物語になっていくと言っておられたので、どう終わらせるのか楽しみで仕方なかった・・。

そしてベルセルク展行って、原画を拝見して改めて思うのは、この漫画はダークファンタジーの金字塔だということ。とりあえず1-13巻を読んだら、漫画に求める全てがあると言える。この1-13巻の物語を超える漫画てないんじゃないでしょうか。
三浦先生は、作品のみに人生の全てを費やされた方でしたね。サイン会もファンサービスも一切せず、全ての時間を作品に費やし、外出するのも数週間に一度、20分ほどコンビニに行ったくらいとか言っておられるくらいで、どこまでも作品に真摯に向き合ってた方でしたね。あのクオリティの作品は、ここまで時間を費やしているからこそ辿り着ける境地なんだと理解もできました。

“ベルセルク”ロスは当分続くなぁ・・。