昨日は「ラメールギキ」さんでディナー。
妻と付き合って10年経ったので、お互い食べたい料理を食べようということになり、アラカルトで贅沢なオーダーをしました。シェフには数日前からわがままな注文の仕方をしてしまい申し訳ないのですが・・。
1皿目「アミューズ」は、スモークサーモンとパテ。優しい導入。丁寧な仕事っぷりがわかるお味。
2皿目「ウニと人参のムース」、はい究極!なんとカツオの出汁を少し融合させており絶妙すぎる!てか根室産の雲丹の美味しさよ!!
3皿目「黒アワビ」、もはや笑いしか出ん美味しさ!大根と一緒に炊くことでアワビも柔らかくなるとのこと。妻も私も本気の鮑を食べたことがなかったのでオーダーしましたが、この新潟産の黒アワビの味よ・・バルサミコの泡がまたアクセントになって凄まじい調和。
4皿目「ホタテとウニのショロンソース」。ウニを食べたいと伝えていたらシェフが温かいウニ料理も考えていて下さり、ウニてここまで美味しいの!?と感激する味でした。このショロンソースがこれまた至高のハーモニーを与えよったんですよ!こんなに合うもんなん!と驚きでした。
5皿目「牡蠣のブルゴーニュ風」、アラカルトメニューに載っており、とにかく食べたくなったのでオーダー。岡山県産の牡蠣のでかさと美味しさたるや・・それを引き出しているのが、間違いなく“調理技術”。最高の弾力で提供できる超絶技巧に脱帽でした。塩味のバランスも完璧!濃すぎても薄すぎてもダメな料理で1皿目からこのクオリティーで出し続けるテクニックて凄いなと感動。
6皿目「フォアグラのソテー」。このシェフが作るフォアグラを食べてみたいとずっと思っておりオーダー。トリュフソースの絶妙さ・・圧巻です。言葉も出ません!
7皿目「オマール海老」。この質感出せる~!?ってくらい素晴らしい調理テクニック。オマール海老もここまで美味しくしてくれたら本望ですよこれは。
8皿目「仔羊のロースト」。絶妙な火入れ。赤ワイン塩がいい仕事してまして、ニュージーランド産仔羊の穏やかな個性にピッタリ寄り添う味わいになり美味でした~。
ラストは、付き合って10年記念なんでと予約の際に軽く言ったら、デセールに「ムース」を用意して下さり、その心遣いに感動しまくりでした。
ワインはシャンパーニュで通し、グラスでイタリアのシャルドネを追加。
ハハハッもうこんな贅沢は出来なくてもいいやろって感じで全てをこのディナーに放り込みました。この半年どんよりした世の中になっているので、こうしたことで発散するのもありでしょう。最高のディナーでした。ありがとうございます。おいしゅうございました。