最近ソムリエの二次試験の為、ブラインドでお願いしますとの要望が多いので、レクールではブラインド用の準備をして対応しています。
昨日毎週来ていただいている方が「他の店では同じワインを出されることが多いのですが、こちらは毎週来ても違うのを提供してくれるので嬉しいです」とおっしゃって下さいました。いや～嬉しいですねぇ。僕にしたら何回も同じワインを出すという発想がないので、他の店の不親切さを不思議に思いましたが・・。
確かに毎週ブラインド用で来店されると、次はどのワインを出そうと思い準備が大変です。レクールの場合は、出すだけでなく、ワインについての情報やテイスティングコメントもプリントでプレゼントしているので、その準備に結構時間を使うのは事実です。でも、それくらいすべきでしょう。僕がソムリエ試験の勉強をしていた時、そんな丁寧な店があったら良かったな～と思い返し、今自分がしているわけで・・。
僕の好きな言葉に、こういう言葉があります、
「丁寧な職人として才能に溺れる事なく、真摯に専門に向き合ったクリエイターは一線を越えてアーティストとなる。長い時間をかけてその創造物は枯れる事なく熟成される。」作曲家 千住 明。
丁寧さ、真摯さ、準備の大切さ、これらはできうる限りのことをしたいものです。